タイリージョン上で AWS Backup が使えるようになりました

タイリージョン上で AWS Backup が使えるようになりました

AWSタイランドリージョン(ap-southeast-7)の最新アップデート:AWS BackupとDataSyncのEFS対応が利用可能に。シンガポールリージョンとの機能比較や実用性について解説します。
Clock Icon2025.01.17

タイオフィスの三並です。

AWSタイランドリージョン(ap-southeast-7)を継続的に使い、検証をしています。
リージョン開始時点で使えなかった機能が少しづつ使えるようになってきているので、検証した結果を共有していきます。

AWS Backup

以下でアナウンスはあったので、タイリージョン上でAWS Backupを確認しました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2025/01/aws-backup-asia-pacific-thailand/

実はEFSはすでに検証していて、その際に定期バックアップを設定していたのですが、そのバックアップの確認方法が無かったので疑問に思っていたのです。
AWS Backupが開始したことで、EFSのバックアップがAWS Backupの画面からリストアできるようになっていました。
backup-efs-protected resource

なお、まだBackupのすべての機能が使えるようになったわけではないようです。
基本機能の、Backup vault、Backup plan、Protected resource、Job は用意されているので、実用的に使えると思います。
AWS Backupのメニュー部分のシンガポールリージョンとタイリージョンの比較です。
aws backup singapore thailand

AWS DataSync で EFSに対応

その他、細かい点ですが、以前はAWS DataSyncのLocationでEFSの選択できませんでした。本日確認したところこの機能が本日は使えるようになっていました。
これでDataSyncを使ったEFSのデータ移行や、バックアップなどが可能になったようです。
datasync-location-efs

シンガポールリージョンとタイリージョンのサービス一覧比較

今日(1月17日時点)でAWS サービス (リージョン別) ページで、シンガポールリージョンとタイリージョンの比較をした情報です。タイリージョンで使える機能がすこしづつ増えてきているようです。
singapore-thailand-diff

https://aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructure/regional-product-services/

まとめ

引き続き、今後もタイリージョンでの検証結果をブログに書いていきたいと思います。

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